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JAいわて花巻についてAbout Us
ごあいさつ
代表理事組合長髙橋 利光
この度、代表理事組合長に就任いたしました、髙橋利光と申します。
専務理事を3年務めさせていただきましたが、先人の皆様方が築き上げた功績に対して改めて責任の重さを感じております。浅学非才ではありますが、全力を挙げて職務に邁進する所存でありますので、組合員・地域の皆様方のご指導、ご支援を心よりお願い申しあげます。
さて、ロシアによるウクライナ侵攻、コロナ感染症拡大さらには円安進行等、世界情勢は大きく変化しており、物価高騰等、日本経済に与える影響は大きく、農業を取り巻く環境は厳しい状況にあります。JAいわて花巻においては、主要事業取扱高を10年前と比較すると、貯金は増加傾向にあるものの販売品販売高、購買品供給高は減少傾向にあります。経営状況については事業利益が大きく減少しており、今後、金融情勢等を鑑みると経営環境はさらに厳しくなることが見込まれます。
このような中、JAいわて花巻は、令和4年度から第5次中期経営計画に基づき「農業」と「くらし・組織・経営」の重点項目を掲げ、その達成に向けて取り組んでいます。今後も地域になくてはならないJAであり続けるため、自己改革の実践と持続可能な経営基盤の確立・強化とともに組合員との対話を通じて「不断の自己改革」に取り組んでまいります。
日本の食料自給率は依然として過去最低水準と言われています。また、高齢化が進み、担い手不足が深刻となる等、日本の食・農は多くの課題を抱えています。その解決策として「国消国産」という考え方で持続可能な農業にするためにもJAグループとして取り組まなければなりません。
協同組合は、「正直、誠実、他人への配慮」を基本理念とし、「安全・安心、かつ有利」を事業理念としています。安心を届け、信頼に応えるために、組合員の皆様とともにJA事業や活動を展開し、変化が激しい社会情勢のもと経営を健全に進めていく決意であります。
JAいわて花巻は、4市2町の歴史ある農村文化を先人から継承発展させてきました。このようなふるさとの輝く“宝”をこれからも守り活かし、JAいわて花巻の自己改革と併せて、10年先もその後も“元気なJA”であるために役職員一丸となって邁進してまいります。皆様方の一層のご理解とご協力をお願いし、就任のごあいさつとさせていただきます。
令和5年6月30日
代表理事組合長 髙橋 利光