ＪＡいわて花巻は、認知症対応型共同生活介護事業所「グループホームとどろき」を新築し、２０１７年の秋より開所する予定です。２月１３日には新築工事にかかる安全祈願祭が行われました。

 

 

事業所の開設は、高齢化社会が進む現代、認知症高齢者の受け入れ先が不足されることが予想されることから、ＪＡが掲げる高齢者支援活動の新たな地域貢献事業のひとつとして決まりました。利用者家族の負担軽減にも務めます。

 

　グループホームはＪＡ笹間支店の隣に建設し、木造の平屋建て、延床面積約５１８平方メートル。６５歳以上の認知症高齢者９人を受け入れる予定です。自ら育て収穫した農作物を食事に取り入れたり、地域との連携した活動を中心に展開し、ＪＡが運営する価値を見出していきます。

 

   介護士などの資格を持つ職員を常駐し利用者の自立した生活を支援し、心身の健康と満足した毎日を送れるように活動を展開します。利用者の活動は、地域に密着したボランティア活動や農作物の栽培、地域活動や保育園や幼稚園、小学校などとの交流など、地域と共に連携をとりながら、住民からも愛される介護事業所を目指します。

 

    安全祈願祭には、ＪＡいわて花巻きや地元理事、笹間地区総代協議会など、関係者約３０人が参加し、工事が無事に進むことを全員で祈願しました。

 

   

  ＪＡ高橋専太郎代表理事組合長は「地域に貢献し続けることが我々の使命。認知症の方やその家族の力になりたい。また、地域にとっても良い効果がうまれるよう運営していく」と力強く語りました。

 

前のページに戻る