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りんごたちの応援大会を開催

2017年2月10日

JAいわて花巻の果樹部会は2月8日、花巻市で「りんご達の応援大会」を開きました。

りんご達の応援大会は、生産者やJA、行政や市場関係者などリンゴの生産から販売・PRなどに携わる人々が「リンゴ」のためにいろいろなことを話合い考える大会で、当日は平成28年度の生産や販売実績を振り返りながら平成29年度の目標を打ち立て、参加者全員で目標に向かって進む事を誓いあいました。

29年度は、出荷販売計画を今年度よりも2万ケース増の25万ケースに定めるとともに、品質を高め、待っていてくれる消費者の皆さんに美味しいりんごを届けます。

増産にむけて、市場や消費者の動向、栽培特徴や今後の展望などを総合的に見極め、各品種の終焉・新導入・継続などを明確に定めてより強固な産地づくりを図り、また、技術と経営の指標を具体的に示し品質を向上させていきます。

他にも、品種ごと定めた販売方法や販売時期、品質特性、差別化販売やPR方法などの基準を明確に打ち出し、生産者・JA・市場が共通認識のもと販売を進めていきます。

25万ケースの出荷の他にも、秀品率60%に引き上げる品質ワンランクップ運動、産地を引率し活発化する若手リンゴ生産者グループの更なる活動の展開や女性の生産者グループの立ち上げ、学校給食へのリンゴ供給をはじめ、出前授業や地域の子どもたちへの収穫体験も活発に行っていきます。


大会では、りんごの優秀生産者表彰も行われました。JA生産者で販売額の部と品質の部で「紅いわて」「ジョナゴールド」「蜜入りふじ」の品種ごとに1名ずつ表彰しました。

また、全農主催のいわて純情りんごコンテストで、優秀な成績を収めた、若手りんご生産者グループの表彰や、若手生産者グループの宇津宮邦昭会長からは、パワーポイントや映像を使った活動報告もしていただきました。


生産者は切磋琢磨し、そして技術や情報を共有しながら、産地全体の土台を高め築きあげています。今、果樹部会は一定の成果や評価を得ながら、産地全体が活気づいています。栽培技術の高さやリンゴの品質の良さ、若手の生産者の活躍など、いい波を自分たちで引き寄せ、さらに大きく広げています。


 

昆野幸作部会長は、「生産者のがんばりで一定の評価を得ている。理想の産地の確立に向けて、生産者やJA、市場や関係機関が共通意識を持ち、将来を見据えた果樹産地形成を進める」と力強く語りました。


 

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