皆さんは、スノーバスターズをご存知でしょうか？
 

日本屈指の豪雪地域の岩手県西和賀町では、自力で除雪が困難な高齢者や障害者、一人暮らし世帯などを対象に地域住民が除雪ボランティアを行う「西和賀町スノーバスターズ」が活躍しています。

 

２月５日には、ＪＡいわて花巻の沢内支店職員１１人がスノーバスターズとして、地域住民や中高生などのボランティア１１人と一緒に、川舟地区６世帯の雪かきをしました。

 西和賀町では、一晩で家が雪に覆われてしまうほどに雪が降り積もることもあったり、一日中雪かきをしても降り積もる雪に作業が追いつけない事もあります。思うように雪かきができない高齢者などにとって、スノーバスターズの存在はとても大きなものです。

沢内支店がスノーバスターズに参加をしてから今年で４年目になります。地域貢献を目指してはじめましたが、地域住民との交流の場にもなっています。

沢内支店の広瀬典雄支店長は「この地域は高齢化が深刻な地域でもあり、豪雪地域として雪かきが困難な人も多い。地域に根ざした支店として助けになりたい。地域に入り込み、住民とともに活動を展開していく」と力強く語りました。

 

西和賀町スノーバスターズは２００６年度に誕生し、今年度の会員は３５５人と２団体、町外ボランティアなども加わって、町内の１０１の世帯を対象に活動しています。

前のページに戻る