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JAいわて花巻と東京農業大学が包括連携協定を結ぶ
2017年2月3日
JAいわて花巻と東京農大は1月30日、農業や関連産業の活性化を目指す包括連携協定を結びました。
地域生産作物や6次産業化に関しての研究や開発などを互いに協力し合うとともに、JAは学生の農業体験の受け入れをはじめ、農業に携わる人材の育成にも務めていきます。
締結式には、JAや同大学関係者、雑穀の加工販売や商品開発なども手がけるJA子会社など13人が参加し、東京都世田谷の同大学で行われました。
JAの高橋専太郎代表理事組合長と東京農大の高野克己学長が協定書に署名し、締結を結びました。
包括連携協定の内容は、
①農業及び関連産業の活性化に向けた連携
②農業開発への支援を通じた地域農業振興活動における連携
③教育・研究・文化振興に関する連携
④就職及び就農支援による人材育成に関する連携
⑤その他両者の協議により必要と認める連携
協定の締結は、以前より雑穀などの機能試験をはじめとする研究の依頼や、東京農大からの現地視察や試験栽培をしていた作物の栽培方法や選別・パッケージ法の相談を受けるなど交流があった事がきっかけ。限定された農作物の品目にこだわらず、互いの更なる向上や課題解決に向けて幅広い連携を図り、相互の可能性の拡大はもちろん、農業及び関連産業の可能性を見出したいと締結が決まりました。
JA高橋専太郎組合長は「互いの連携によって、6次産業化や地域農業の活性化はもちろん、、農家所得向上、農業生産の拡大に繋げたい」と語り、高野克己学長は「農業の現場に触れる機会や、農業地域との連携は重要。互いの課題を協力して解決していきたい」と語りました。