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はなまきキッズ農業塾を開催
2016年12月30日
JAいわて花巻は、12月27日から29日、次世代を担う地域リーダーの実現を目的に「花巻キッズ農業塾」を東京都で開きました。
JAの組合員家庭の子ども5、6年生22人が参加し、消費地で販売体験をしたほか、市場での流通現場の見学や、JA全中で米の消費拡大について考えました。
農業塾は、JA管内産の農作物や農業を営む事の尊さを感じ、地域農業や故郷対して誇りを持てる次世代の担い手を育成しようと開催し今年で7年目の取り組みです。
販売体験では、JAと友好提携を結ぶJA東京むさしのファーマーズマーケットで行い、米やリンゴ、JA子会社の乳製品や雑穀商品を、来客者に試食提供しながらPR。
子どもたちは「JAいわて花巻のおいしい農作物です」「私たちの家族や農家が一生懸命作りました」などと、大きな声でアピールしました。赤坂千翔(ちか)さん(11)は「買ってくれる人がいて嬉しかった。喜んでくれる人のために私もおいしい野菜を育てたい」と話しました。
また、JA全中では、JAグループの役割や目的を学んだほか、グループディスカッションを行い、米の消費拡大について考えました。
また、東京都中央卸売市場でセリや流通の現場を見学し、市場関係者からJA農作物の評判の高さや品質の良さ、農業の可能性の大きさを聞きました。
農家が生産した肉牛や肉豚がどのような流れで消費者に届けられているのかを感じながら、JA全農直営焼肉店での食事も楽しみました。
JA担当者は「生産現場にいる子どもたちにとって、家庭で生産する農作物がどうのように売られ、誰が買うのかを実際に見て肌で感じる体験で、地域農業を誇りに思ってもらえたはず」と語りました。