ＪＡいわて花巻女性部北上地域支部フレッシュ部の有志４名で立ち上げた「福の手プロジェクト」が販売する、北上産のお米１００％で作る煎餅「うまいポン」が、１２月下旬（２０日頃）から、北上市流通センターにあるJAの産直「あぜみち」で販売を開始します。

うまいポンは、メンバーが育てた米を使用し作る煎餅で、味は黒糖としょうゆの２種類。お米をたくさん食べてほしいという思いから、今年５月に開発を開始し、無添加のおやつを子どもに食べさせたいという母親たちの願いが発案のヒントになりました。

完成後、10月に行われた希望郷いわて国体にて初の販売を果たし、その後は口コミで話題が広がり、受注販売や、ＪＡや女性部のイベントなどで販売してきました。

製造は地元企業の協力を得て行い、４センチ角の型に玄米を置き、圧力をかけて一気に開放し膨らませ煎餅にします。ラベルデザインや制作などは全てメンバーがつくっています。

最新作は原料が玄米のみの「プレーン」で、おやつ感覚で食べる以外の活用法を提案しようと、料理や介護食、離乳食などのレシピも考え中です。また、お酒のおつまみ用にピリ辛や子ども向けのコンソメなどの新しい味の試作も構想中です！

メンバーは３０～５０代のパワー溢れる元気な女性４人！代表の佐藤幸枝さんは「お米を食べてもらうきっかけになってほしい。今後も地元の安全安心な農作物を使って、無添加の商品を作っていきたい」と今後の活動を展望します。

今後は、野菜の乾燥や粉末の開発とそれを活用した商品開発に着手する予定です。
 

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