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ビーフレディースきたかみ「牛スネ肉を用いた家庭料理コンクール」

2016年12月8日

  JAいわて花巻肥育部会女性部を中心に、北上市内の畜産に関わる女性で構成する「ビーフレディースきたかみ」が12月5日、「牛スネ肉を用いた家庭料理コンクール」をJA北上支店で初めて開きました。

 

牛肉は高級な部位以外でも、とてもおいしく食べることができます。たくさんの人に牛肉を食べてもらいたいという、グループの思いから、家庭で普及しにくい牛スネ肉を活用した調理法を募集し、地域に普及させようと、コンクールを開催しました。

コンクールには、煮物やスープ、同市の特産品である二子さといもと組み合わせたり、バジル風味の生地で包んだ調理パンやコンビーフ、肉まん風なものなど、新たな相性の発見やアイデアレシピ19品が集まりました。

同日は、地産地消コーディネーターの荒屋亜紀子さんを審査委員長に,家庭での普及・汎用性をポイントに審査し、最優秀賞に藤田静枝さんの「牛スネ肉の梅煮」を選びました。肉の旨味と野菜の甘みなどの味付けのバランス、家庭にある材料で代用でき、幅広い年齢層に受け入れられやすい点が評価されました。

 

優秀賞:「スネ肉シソの葉食パン」八重樫 範子さん

 

優良賞:「ミネストローネ」斎藤 愛子さん

 

常務特別賞:「ガッツリ食べるぞ!カンタン牛マン!」佐藤 幸枝さん

 

また、出品されたレシピは、全て、レシピ集としてまとめる予定です。

同グループは、現在、牛スネ肉やスジ肉などの固い部位を柔らかく一次加工し、水煮などの調理しやすい状態にした商品の発売を目指しており、完成し販売する際には、今回のコンクールで作成するレシピ集を調理方法の案として提示する予定です。


 

同グループの千葉洋子代表は「スネ肉は調理前の下準備に手間がかかり敬遠されがち。そこを解消すれば活用法は幅広い。開発中の一次加工商品と今回の出品作品で作るレシピ集を組み合わせれば、牛肉が身近な存在になる」と未来への展望を語ってくれました。

 

同グループは、畜産の現場に携わる傍ら、牛肉の消費拡大やPR活動を展開しており、現在「いわて発元気な牛飼い女性応援事業」を活用しながら、牛肉に合うドレッシングを開発しており、17年度は一次加工商品の開発に本格的に着手。出前授業なども行います。
 

ビーフレディースきたかみのメンバー

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