ＪＡいわて花巻は、ＪＡ管内の安全安心な農畜産物の普及拡大と地産地消活動を推進するため、管内３地域で「地産地消料理コンクール」を開きまました。

　そのうち、花巻地域では、「お重レシピ」と「超簡単にできるおやつ＆おつまみ」の２部門で募集したところ、３７点のレシピのご応募頂きました。

　集まったレシピは、審査が困難を極めるほど、甲乙つけがたい素晴らしいレシピばかり。郷土食のアレンジやご飯を活用したものなど、どれもこれも創意工夫された彩り豊かなアイデアレシピでした。

　審査は、ＪＡ食育リーダーの齊藤洋美さんをはじめ、地元の食品加工販売会社社長や、花巻市の健康福祉部健康づくり課、ＪＡなどが行い、普及性の高さを最重要ポイントに置き、伝統食の創意工夫や原材料、見た目などを総合的に判断し７点を褒賞に選びました。

最優秀賞には花北青雲高校の谷村繁希さんが考案・作成した「ミルシーなアップルケーキ」が見事選ばれました。

谷村さんの作品は、豆腐やリンゴ、雑穀や乳製品など地場産をふんだんに使用したカップケーキで、栄養バランスに配慮されており、手軽に作れる点が評価されました。

 

 

各地域の褒賞作品はレシピ集やカレンダーを作成し掲載するほか、料理講習会を開催するなど、地域住民への食と農への関心を高める活動や地産地消の大切さと素晴らしさを発信していきます。

 

　審査委員長のＪＡ食育リーダー齊藤洋美さんは「作品はどれも地元食材の活用はもちろん、健康面への配慮やアイデアが素晴らしい。手軽に作れるにもかかわらず「食べる楽しみ」という観点からも見た目の美しさや味の多様さなど、多くの人に作り食べてもらいたい作品ばかり」と普及拡大への可能性の高さを示しました。　 

 

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