ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 今年度の栽培振り返り 次期作への対策を確認
お知らせ・あぐり情報 News
今年度の栽培振り返り 次期作への対策を確認
2025年12月17日
北上地域野菜部会は12月16日、北上市大通りのブランニュー北上で「生産者の集い」を開きました。
JAの職員や関係機関、生産者ら約50人が参加し、令和7年度の生産販売経過や次期作の病害虫対策について確認しました。
令和7年度は、6月下旬以降高温少雨で推移したことで水不足となり、生育の遅れや品質の低下、害虫の発生など栽培に大きく影響を及ぼしました。厳しい栽培環境ではありましたが、販売単価は堅調に推移し、11月末時点で青果物販売金額3億6900万円と、前年を上回る実績となりました。
中部農業改良普及センターの職員は、令和8年度の栽培に向けて病害虫対策を説明しました。野菜栽培終了後の適切な残渣処理や土壌診断結果の活用、高温対策資材の導入など適切な対策を講じることで、次期作の病害虫の発生を抑制し、収量・所得の向上につなげるよう呼び掛けました。
同部会の中野陽副部会長は「1年の栽培を振り返り、反省点や課題を洗い出すことで、来年に備えて欲しい」とあいさつしました。
同日は、地域におけるさらなる野菜生産振興の動機づけとなることを期待し、優良生産者2人による事例発表が行われました。ピーマン生産者の高橋彬光さんと同部会アスパラガス専門部の石井建一部長が自身の経営状況や栽培管理で工夫している点などについて発表し、参加者らは質問を交えながら興味深く耳を傾けていました。
集いの最後には、北上市立和賀西中学校の生徒ら5人による活動発表が行われました。生徒らは、学習の中で地域の課題や魅力を調査し、地元の北上市和賀町で栽培が盛んなアスパラガスに着目。独自に研究を重ね、PR動画の作成やアスパラガスを使った料理レシピの考案を行いました。発表が終わると会場からは称賛の拍手が沸き起こり、生徒らを称えました。JA職員は「若い世代が地域の農産物を紹介してくれることで、さらなる生産販売の向上や地域の活性化につながる」と話しました。

活動発表する和賀西中学校の生徒たち

