ＪＡのきらきら星サークル「宮野目女性塾」は１０月１０日、花巻市太田の株式会社耕野で野菜の水耕栽培を学ぶ見学会を開きました。

 

　今回の見学会は同サークル活動の一環で、水耕栽培に興味を持ったメンバーが発案し、実際に栽培の様子を見学することで、地域農業への理解を深めようと企画されました。

 

　同日はサークルメンバーなど１７人が参加し、同社の安藤誠二代表から法人設立のきっかけや事業の内容などの説明を受けました。その後、メンバーたちは安藤代表の案内を受けながら実際に栽培施設を見学し水耕栽培の仕組みを学びました。同社では４棟の温室ハウスでサンチュやミツバ、ベビーリーフなどを栽培し飲食店や商業施設などに販売しています。温室ハウス内を見学し、かん水設備や作物の生育状況、作業員の収穫の様子などを観察したメンバーたちは、同社の栽培規模や設備に感嘆し、栽培についての説明に耳を傾けていました。

 

 

　同サークルの髙橋美紀子代表は「実際に見学することで話だけではわからない体験をすることができ、さらに水耕栽培への理解が深まった」と話しました。