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高校生たちがゲームを通じて農業経営を体験 金融教育出前授業

2025年9月18日

 

 JAは9月17日、遠野市の岩手県立遠野緑峰高等学校で金融教育の出前授業を行い、同校の1年生29人が農業経営をテーマとするシミュレーションゲームを通じて「将来とお金」について学びました。

 出前授業はJAバンク岩手の地域金融教育の一環で、金融や経営、農業に関心をもつきっかけ作りを目的に県内各地の学校を対象に開催されています。
 
JA職員からアドバイスを得ながら農業経営を学ぶ生徒たち
 
 同日は、JAの金融窓口を担当する職員7人が主導となり授業を進めました。生徒たちは5つのグループに分かれ、キャベツ農家という設定でゲームをスタート。それぞれのグループで話し合いながら、これまで通りキャベツ栽培で生計を立てていくのか、作物を変えミニトマト栽培に挑戦するのかを選択し、1年ごとに費用や売り上げ金、借り入れ金などをやり繰りして、収支を算出しました。ゲームの途中では、農業経営においての豊作や自然災害、害虫被害などの不測の事態を想定した、売り上げ金アップやダウンのイベント発生もあり、生徒たちは一喜一憂しながら経営方法について考えていました。10年経営した際の収支で、所持金額が1億円に到達したグループもあり、称賛の声が上がりました。
 
 授業を受けた同校の青木光さんは「経営は難しそうなイメージだったが、自分で工夫して費用を削減したことで、売り上げが上がったときはうれしかった。実家が農家で、将来は農業経営者になり、規模を拡大したいと思っているので、今回学んだことを生かしていきたい」と話しました。
 
 

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