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病害虫に注意し管理徹底 リンドウ出荷目ぞろえ会

2025年7月18日

 

 JAと花巻地域花き部会りんどう・小菊専門部、県中部農業改良普及センターは7月17日、花巻市石鳥谷町の同JA石鳥谷東支店でリンドウの出荷目ぞろえ会を開きました。JA職員や関係機関、生産者ら13人が参加し、出荷規格について確認しました。

 
 同日は、県中部農業改良普及センターの職員が出荷時期の管理について説明を行い、植穴の除草水管理の徹底を呼び掛けました。また、株養成のため、支柱やネットを設置して茎折れを防ぎ、収穫しない花は早めに折り取るよう話しました。
 
 病害虫についても注意を促しました。黒斑病は、6月下旬から8月初旬が防除適期となっています。降雨や多湿によって感染する可能性があるとして、天候を確認し薬剤の散布を促しました。リンドウホソハマキは羽化盛期が7月下旬になると見られており、被害茎が見受けられた場合は、折り取って処分するよう説明しました。欠株は収量減少につながるため、適期を逃さず薬剤散布の徹底を促しました。果樹カメムシ類は6月に県内の果樹園で多発し、ハダニ類は6月中旬に発生が確認されています。圃場をよく観察し、発生を確認した場合は速やかに防除するよう説明しました。
 
現物を手に出荷規格を確認する参加者たち
 
 JA職員は出荷基準について説明し、収穫が遅れないよう計画的な作業を促しました。
 
 同JA花巻地域花き部会りんどう・小菊専門部の菅原清昇専門部長が現物を示しながら出荷規格を共有しました。菅原専門部長は「生産者の高齢化により花きの作付面積が減少している。リンドウの一大産地として、市場から好評がもらえるように一層がんばっていこう」と激励しました。
 
 

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