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草勢維持と病害虫に注意はかる キュウリ目ぞろえ会
2025年8月12日
JAと県中部農業改良普及センターは8月8日、同JA管内4会場でキュウリの目ぞろえ会を開きました。
花巻市東和町の東和町支店で開かれた目ぞろえ会では、同センターの職員が講師を務め、露地キュウリの盛夏期の管理について確認しました。
7月は降水量が少なかったが、8月は平年並みとなる予報です。圃場の乾燥が懸念されるとして、天候や生育状況に応じて、かん水量を調整し草勢維持に努めるよう促しました。高温、乾燥が続いた気候から降雨により湿度が上昇することで、病害虫が発生する可能性があるとして、防除の徹底を呼び掛けました。今年度管内では、カメムシの発生が多く確認されています。圃場をよく観察し、飛来や卵の吸着などを確認した場合は速やかに対策に移るよう促しました。
また、今年は摘葉が遅れている圃場が多く見られるとして、適宜摘葉を行い、採光を良くすることで枝が太くなり、長期間の収穫が見込めると説明しました。

出荷規格を確認する参加者
講習会後、参加者らは実際に現物を見比べながら出荷規格を確認。時折質問を交え、意識の統一をはかりました。