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計画的な作業と病害虫への注意はかる ネギ出荷規格講習会

2025年8月22日

 
 JAと県中部農業改良普及センターは8月21日、花巻市内と北上市内の4会場でネギの出荷規格講習会を開きました。
 
 花巻市石鳥谷町の同JA石鳥谷東支店で行われた講習会には、JA職員や関係機関、生産者ら13人が参加。同センターの職員が講師を務め、出荷時期の栽培管理について説明しました。高温が続いた影響により、土寄せ作業が遅れている圃場が散見されるとして、軟白長確保のため、天候や肥大、土の状態を見て時期を判断し、計画的な作業を行うよう呼び掛けました。高温時の土寄せは根を傷め、生育停滞や病気の発生を助長する恐れがあるため、早朝の時間帯の作業を推奨しました。
 
 病害虫についても注意を促し、軟腐病や褐色腐敗病は発生前の予防が重要として、降雨前や土寄せ作業前後の薬剤散布により防除するよう説明しました。また、例年気温が低下する8月中旬から発生が急増する黒斑病や葉枯病の予防にも気を配るよう話しました。今年はアザミウマやハモグリバエの発生量が増加しているとして、圃場をよく観察し、早期発見に努め、小まめな薬剤散布による防除を呼び掛けました。
 
現物を手に出荷規格を確認する参加者たち
 
 講習会後、JA職員が出荷要領ついて説明しました。参加者らは実際に現物を確認しながら出荷規格の意識統一をはかりました。
 
 

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