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小菊出荷規格を確認
2025年7月10日
JAと北上地域小菊専門部は7月9日、北上市和賀町の和賀町・岩崎・横川目支店で令和7年度の小菊出荷打合せ会を開きました。
同日は、JA職員や関係機関、生産者ら30人が参加し、出荷規格や栽培管理について確認しました。県中部農業改良普及センターの職員は、前年に比べ生育が1周間程遅れているため、出荷のピークは盆需要期に当たる可能性が高いと説明しました。また、水不足の影響を受けている圃場があるとして、天候と圃場の状態を確認し、雨が降らないようであれば灌水を行い、水分管理に注意を促しました。病害虫については、昨年と比較すると、オオタバコガやカスミカメムシ類による被害が少なく、定植直後に見られた白さび病も上位葉への拡大は認められないと説明しました。天候次第で状況が変わる可能性があるため、今後も防除を徹底していくよう呼び掛けました。

出荷規格を確認する参加者たち
JA職員が出荷要領について説明しました。市場からの要望により今年度から草丈65㎝の規格を新たに導入しました。出荷数量や販売状況を見て今後も規格として続けていくかは検討すると話しました。参加者らは実際に現物を確認し規格を共有しました。
令和7年度、北上地域小菊専門部は販売本数116万本、販売金額5300万円を目指します。