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キュウリの出荷規格を確認
2025年6月25日
JAと県中部農業改良普及センターは6月24日、花巻市内と北上市内の4会場でキュウリの出荷規格講習会を開きました。
花巻市太田の花巻園芸センターで行われた講習会では、JA職員や関係機関、生産者ら22人が参加しました。JA職員が実物を用いて出荷規格の基準のほか、収穫や選別、調整時の注意点を説明しました。参加者らは出荷規格を示す図と実物を照らし合わせながら、熱心に確認していました。

出荷規格を確認する参加者たち
同日は、露地キュウリの栽培講習会も行われ、県中部農業改良普及センターの職員が講師を務めました。今年は定植後の強風や天候不順により、草勢が弱い圃場(ほじょう)が多く見られるとして、強い側枝を確保するため株の低段には着果させず、草勢回復に努めるよう呼び掛けました。
また、梅雨の時期は気温と湿度が高いため、病害虫の発生にも注意を促しました。収穫開始頃に多く見られる「しおれ症状」については、病気のみが原因ではない可能性もあるため、症状が表れたときはJAと同センターへ連絡するよう説明しました。