野菜部会の佐藤邦夫部会長は「生産者１人１人の力を結集し安心・安全な野菜作りに取り組む。ぜひ多くの消費者に堪能してもらいたい」とあいさつしました。

 

　令和７年度は４月の低温、日照不足と５月の強風により初期生育が遅れ、昨年に比べ遅い出荷開始となりました。果菜類は７月下旬以降出荷がピークとなる見込みで、秋野菜、菌床シイタケは１０月以降の出荷開始を見込んでいます。

 

　今年度は販売数量４３７７ｔ、販売額１７億７０００万円を目指します。

 

　出荷式終了後は、花巻市大通りのグランシェール花巻で令和７年度ＪＡいわて花巻野菜販売対策会議が開かれ、ＪＡ職員や市場関係者、野菜部会員ら５３人が参加しました。販売拡大に向けて関係機関が密に連携し、情報伝達速度や輸送効率の向上に取り組むとともに、農家所得向上などの産地要望に対する理解醸成をはかっていくことを確認しました。