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生産者を表彰 雑穀共励会
2025年4月1日
JAいわて花巻と雑穀生産部会は3月31日、花巻市野田のJAコミュニティホール「おっほの舘」で2024年度雑穀共励会を開き、生産者やJA職員、関係機関など約30人が参加しました。同市内の雑穀生産者を対象として、反収、栽培面積、品質向上の取り組み等を審査し、優秀な生産者3人を表彰しました。
同会は雑穀栽培の優良事例の発掘と紹介を通じて、生産技術の向上と栽培意欲の啓発をはかることを目的として毎年開催しています。

受賞した生産者たち
表彰式では、最優秀賞を白澤貴さん、優秀賞を高橋真也さん、優良賞を山影義一さんが受賞しました。最優秀賞を受賞した白澤貴さんは「特別なことはしていないが、除草作業や害虫防除など、日々の作業をこつこつやってきた成果が出た」と受賞を喜びました。
表彰式後は栽培指導会を実施し、県中部農業改良普及センターの職員が説明を行いました。雑穀の栽培期間である夏は雑草も盛んに生育するため、除草が最大のポイントになるとして、雑草の種類に応じた生態をよく理解し効果的に除草を行うことが重要と話しました。
また、雑穀特有の注意点として、使用できる除草剤がほとんど無いため、輪作や排水対策、中耕培土を計画的に行い、雑草の防除に努めるよう呼びかけました。