同社は野菜苗や花苗の生産販売、雑穀商品の加工販売を手掛けています。旧園芸課事務所は１９９２年に建設され、３０年あまりにわたって使用されてきたが、老朽化や利便性等の面で課題が指摘されていました。１年にわたる構想期間を経て２０２４年１２月に着工しました。今年３月に建物が完成しました。建物は白色と紺色を基調としたデザインで、新事務所は延べ床面積が９８．５４平方㍍と約２倍に広がり、これまで別の建物に分かれていた事務スペースと休憩室が直通となったことで、業務の効率化が期待できます。

 

 

　同日、新事務所内で行った竣工式には、同社関係者のほか、設計・建設などで工事に携わった施工業者ら約３０人が出席しました。同社の高橋利光代表取締役社長は「整った環境の中で社員が事業を進められることをうれしく思う。これからさらに地域の方々の要望に応えてまいりたいと、心が引き締まる思い」と話しました。

 

　また、同社園芸課の本舘正雄課長は「きれいな事務所で仕事ができることを課員一同喜んでいる。社員間のコミュニケーションを一層密にしながら、事業に邁進していきたい」と笑顔を見せました。