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小原あつ子さんが最優秀賞 女性部枝肉研究会を開催
2025年3月19日
ＪＡいわて花巻肥育部会は３月１８日、東京都港区の東京食肉市場で第１１回花巻農協肥育部会女性部枝肉研究会を開きました。
研究会には黒毛和種の肥育牛、雌９頭、去勢１５頭の計２４頭が出品され、上物率は１００％でした。最優秀賞には花巻市東和町の小原あつ子さんの出品牛が選ばれ、去勢、枝肉重量５６９㌔、ＢＭＳ（脂肪交雑基準）ナンバーは１２でした。キメ、光沢が優れており、全身の肉付きも良く、ロース芯がしっかりとしている点が高く評価されました。
盾を受け取り笑顔を見せる受賞者
同日は、北上市内で褒賞授与式を行い、小原さんを含む５名の入賞者を表彰しました。あつ子さんに代わって式に出席した夫の武さんは「賞をいただく機会はなかなか無く、妻とともに受賞を喜んでいる。これを励みに、体力が続く限り一緒に頑張って牛を育てていきたい」と笑顔を見せました。また、ＪＡの金田伸専務は「丹精込めて牛を育てている生産者の皆さんの努力に敬意を表する。コストが高止まりする中で、経営を維持できる価格での取引がなされ、引き続き良質な牛を生産していただくことを願っている」と話しました。
優秀賞、優良賞は次の通り。
▽優秀賞＝高田久恵（北上市）▽優良賞＝千葉洋子（北上市）、菅原香澄（花巻市）、菊池まさ子（花巻市）