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品質・販売で優秀生産者を表彰 単価最高額を更新
2025年2月18日
JAいわて花巻果樹部会は2月17日、花巻市で「りんご達の応援大会」を開きました。管内のリンゴ生産者や関係機関など約140人が参加。令和6年度の生産販売実績や令和7年度の方針を確認しました。
同大会では、生産者相互の栽培意欲向上と更なる産地の活性化を図ることを目的に、販売額と品質の部で最上位の成績を収めた模範となる生産者を表彰しました。

優秀生産者表彰を受賞した生産者ら
伊藤淳部会長は「夏から秋の間の猛暑により品質が心配されたが、生産者の努力や関係機関の協力により立派なリンゴを生産することができた。市場にも品質にあわせて高単価で取り引きいただき、生産者の励みになった」とあいさつし、JAの髙橋利光組合長は「昨年は異常気象や台風の到来など、全国各地で農産物が被害を受けた。そのような厳しい状況の中、皆さまにはリンゴの生産販売に尽力いただいたことに感謝している」と話しました。
令和6年は、12月を除き年間を通して高い平均気温で推移。生育が前進傾向で適期の防除に苦慮したものの、生産者の徹底した品質管理や市場、関係機関の販売努力もあり出荷数量は前年度比120%となる21万ケース(1ケース10㌔)、販売金額は同133%となる7億8395万円の見通し。また、令和5年に続き全国的に流通量が少なく単価も同121%の4005円と岩手県下で最も高く、過去最高の見込み。
同JAは令和7年度、販売数量27万ケースを目標に、県内一の産地を目指した活動の継続展開をしながら、生産者の所得増大に取り組みます。