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生産者が取引市場を視察 若手の育成強化をはかる

2025年1月28日

 

 JA野菜部会は1月23日から24日にかけて、同JAの取引市場であり、青果卸売事業や外販事業などを手掛ける神奈川県横浜市の横浜丸中グループへの視察研修を実施し、関係者との意見交換を行いました。

 
 「次代を担う野菜農家育成研修会」として、若手生産者が流通事情や消費動向への理解を深めてもらうことを目的に企画し、同部会に所属する若手生産者やJAの営農指導員など11人が参加しました。
 
 研修では、同グループの横浜市場センター(株)と横浜丸中青果(株)を視察。仲卸やパッケージ、分配などセンターが持つ機能について理解を深めたほか、競売の様子を見学し、全国各地から集められる荷物や他産地の規格の違いを確認しました。
 
 
 また、バイヤーや市場担当者とのディスカッションも実施。市場側から同JA産出荷物への評価や出荷量への要望を受け、生産者からは、現在の規格の緩和や単価面での買い支えに関する要望を伝えたほか、長期貯蔵や鮮度保持に関する質問が上がりました。
 
 生産者の一人は「野菜を作っているだけでは分からなかった市場の仕組みや価格の決まり方などを知ることができた。安定した農業経営が継続できるように、これからも生産者目線で対応してもらいたい」と話しました。
 
 同部会では2024年1月、部会員の加工ネギ生産者たちが組織する「JAいわて花巻野菜部会GAP研究会」が、県内初となるJGAPの団体認証を取得。同JAでは若手生産者の育成のほか、GAP取得にも力を注いでいます。今後もGAPを販路拡大の交渉手段の一つとして、市場や消費者ニーズの把握に努めていく考えです!
 

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