同教室は、女性部の活動をＰＲするとともに、冬休みの工作を作りながら地域の人たちとの交流を楽しんでもらいたいと、初めて企画しました。

 

　同日は町内から親子６組１３人が参加。同支部の部員・赤坂綾さんが講師を務め「チャンキーヤーン」と呼ばれる綿が入った布の長い紐を使った手編みのバッグ作りに挑戦しました。

 

 

　赤坂さんが参加者の前で手順を一つずつ実演。参加者たちは説明に耳を傾けながら、輪の大きさのバランスや紐のたるみに気を付けつつ、真剣な表情で手を動かしていました。

 

 

　１時間弱ほどでバッグが完成すると、子どもたちからは「できた」と歓声が上がり、互いに見せ合いながら充実の表情をのぞかせていました。

 

　西和賀町立沢内小学校３年の石川あかりさんは「（バッグ作りは）とても楽しかった。輪っかにきれいに紐を通していくのが難しかったけど、上手にできた」と話し、母の茅さんも「家で編み物に挑戦する機会はなかなか無く、子どもが参加者の皆さんと一緒に楽しみながら作ってくれて良かった」と目を細めました。

 

　同支部の北島真理支部長は「子どもたちが楽しんでバッグ作りに挑戦し、たくさんの笑顔を見ることができてうれしい。来年も引き続き、冬休みに楽しんでもらえるイベントを企画したい」と見据えました。