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最重点品目『ネギ』の播種開始を前に作業確認
2025年1月20日
JAは1月17日、最重点園芸品目として掲げている『ネギ』の育苗管理講習会を花巻市と北上市の2会場で開きました。
管内の最も早い所では、1月中旬から下旬にかけて播種(はしゅ)が始まることから、作付けの計画設定や育苗作業時の注意事項について確認しました。
花巻市轟木で開かれた講習会には、生産者やJA、関係機関など約10人が参加。県中部農業改良普及センターの土田典子上席農業普及員が説明を担当し「昨年、収穫遅れによる掘り残しがあった生産者は、播種(はしゅ)段階でそのことを踏まえつつ、作付面積や出荷、収穫の時期について計画設定してほしい」と呼び掛けました。
また、主な品種の特徴を紹介し、発芽のスピードや葉折れの度合い、在圃(ざいほ)性などについて説明し、近年は夏の猛暑によって軟腐病の発生が頻発していることから、定植時期の早期化に関する検討の必要性について言及しました。
土田普及員は「出芽以降は特に夜温に注意が必要。ハウス内張りやトンネル被覆、温床線等で被覆し、苗の保温に努めてもらいたい」と参加者に呼び掛けました!