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大豆50tを初検査 遠野市

2024年11月29日

 

 JAは11月29日、遠野市松崎町の白岩12号倉庫で、同市では今年初となる令和6年度産大豆の検査を行いました。

 

大豆検査を行うJAの農産物検査員

 

 市内では8経営体が「シュウリュウ」と「リュウホウ」を栽培しており、この2品種は豆腐加工適性が高いことが大きな特徴です。

 JAの営農指導員によると、今年の生育はおおむね良好で、6月の播種後に定期的な降雨があったことで高温障害の発生が抑えられた年だったということです。また、今年度の特徴として、生産者による除草や適期防除、収穫が徹底されたことで汚損粒が少ない点を挙げました。

 

 この日は、フレキシブルコンテナバッグと紙袋でおよそ50tが出荷され、JAの農産物検査員が粒形や水分、被害粒等の有無などを調べ、検査し等級格付けしました。

 大豆を出荷した遠野市上郷町の赤川伊原大豆転作組合の菊池貞一組合長(77)は「今年の草丈は例年並みで、虫害は少なかった。除草のタイミングが課題だと感じたので、来年はさらに高品質栽培に努めたい」と意気込みました。

 また、遠野地域営農グループ米穀課の伊藤真人課長は「全体的には昨年以上の収量確保を見込んでいる。今後もJAとして適期防除と除草対策の徹底など指導を行い、高品質な大豆の供給に努めたい」と話していました。

 

 市内では1月末まで検査が続く見込みです。

 

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