肥育部会は１１月２１日、東京食肉市場(東京都港区)で「第９回花巻農協肥育部会枝肉研究会」を開きました。黒毛和種の肥育牛２４頭が出品され、生産者の管理努力により上物率は１００％でした。

　審査を担当したＪＡ全農ミートフーズは「去勢と雌どちらも平均重量、脂肪交雑基準(ＢＭＳ)ともに前回を上回る好成績で、全体的に肉付きのしっかりとした光沢のある枝肉が多かった」と講評。最優秀賞には、北上市の杉澤健友さんの出品牛が選ばれた。最優秀賞受賞牛は去勢、枝肉重量６４３㎏、ＢＭＳナンバー１２でした。

　同日夜、ＪＡ福利厚生施設「洗心館」(花巻市野田)で開かれた褒賞授与式には、部会員や関係機関、ＪＡ職員ら約４０人が出席しました。

　最優秀賞に選ばれた出品牛は、ロースの張りのある体型や肉質、モモ抜けの良さが評価されました。杉澤さんは「ＪＡの担当者や関係者からも指導していただいたおかげで受賞できた。よく確認して選畜し、これからも畜産を頑張りたい」と話しました。

 

記念盾を受け取る杉澤さん

 

そのほか優秀賞、優良賞は次の通り。

▽優秀賞

佐藤耕市さん(花巻市)

(株)髙田畜産(北上市)

▽優良賞

(株)髙田畜産(北上市)

千葉洋喜さん(北上市)

熊谷利幸さん(花巻市)

前のページに戻る