花巻農協菌茸部会菌床しいたけ専門部は１１月１９日、東和町支店(花巻市東和町)で出荷目ぞろえ会を開きました。販売情勢や栽培状況を確認し、年末の需要期に向けて意識統一しました。

　生産者やＪＡ、市場関係者など２４人が参加しました。ＪＡ職員は、市場関係者に消費者が購入した際の様子を尋ねながら、出荷規格や出荷時の留意点を説明。傘の形状や開き、水分状態に注意し、適期の収穫と厳正な選別をするように呼び掛けました。

 

 

 

 

　佐藤英樹部会長は「確認した規格や選別基準を踏まえ、最盛期の年末に向けて安心・安全な良品出荷を心掛けてほしい」と話しました。また、目ぞろえ会終了後は生産者の圃場２カ所を見学。管理方法や設備などについて意見交換しました。

 

 

　同部会では今年度、部員34人が栽培。首都圏や県内を中心に出荷し、出荷量１８８ｔ、販売金額１億３４００万円を目指します。