JAは8月21日、花巻市内の4会場で早生種リンゴの目ぞろえ会を開きました。

　管内では「つがる」や「きおう」といった品種が栽培されており、8月下旬の出荷本格化を前に、出荷時の留意点を確認しました。

 

選果基準を確認するJA職員と生産者たち

 

　JA総合営農指導拠点センターで開かれた目ぞろえ会には、生産者およそ70人が参加しました。

　この日はまず、JA職員が販売状況について説明しました。市場の動向について、他県産は昨年と比較すると着色が非常に良く、順調な出荷が想定されるとしました。加えて、競合他品目については全体的に生育が進行しており、リンゴにおいても同様であることから、早生種は着色を待たずに「硬度重視」の収穫を行うように強調しました。

　また、選果基準についても説明。実物を用いて、着色割合やつるサビ等を示しながら「最低着色を意識して収穫してほしい。鳥害果については腐敗性があるのかの見極めが重要」と呼び掛けました。

 

 

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