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上質なワイン期待 仕込みが始まる
2024年9月5日
花巻市大迫町の株式会社エーデルワインは9月3日、令和6年産ワインの本格的な仕込みを始めました。今年は生食用品種と醸造用品種のブドウ約300tを10月下旬まで仕込む予定です。
今年のブドウは、4月から5月にかけての気温が高く、例年よりも10日程早く発芽が始まりました。霜の被害がなかった一方、8月の台風による影響が心配されましたが、着色・糖度ともに順調に生育が進んでいるため、高品質なブドウの入荷が見込まれています。
同日の仕込みは、10月中旬に発売予定の「いわてヌーヴォー2024赤」用で、同町と紫波町で収穫されたキャンベル約6500㎏を使用。社員が手際よくブドウをベルトコンベヤーに投入し、破砕機で軸などを取り除いて実をつぶした後、ポンプを使って発酵タンクに移しました。
作業に先立ち行われた神事で小田嶋善明社長は「生産者の皆さまが丹精を込めて育てたブドウが入荷している。この一年間の生産者の努力に責任を持ち、すべての作業工程に心を込める」とあいさつしました。

丁寧な手つきでベルトコンベアーにブドウを投入する作業員
「いわてヌーヴォー2024」は赤を約8000本、白を約6000本製造する見込みで、10月中旬以降スーパーや酒販店を中心とした県内の酒類販売店に並ぶ予定でsy。
また、同社では10月の12日~14日までの3日間、ワインの飲み放題イベントとして「エーデルワイン感謝祭」を開催するとしている。