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極早生リンゴの高温対策を確認
2024年8月8日
JAは8月6日、花巻市の3会場と北上市の1会場で極早生リンゴ「紅ロマン」の目ぞろえ会を開きました。同品種は、ブランド維持のため岩手県統一の選別基準で選果。全量JA出荷を原則とし、品質を揃えての安定供給に力を入れています。
JA石鳥谷東支店(花巻市石鳥谷町)で開かれた目ぞろえ会には、生産者やJA職員、関係者らなど約50人が参加しました。全農いわての職員は、長野県の「シナノリップ」や山形県の「つがる」など、同時期に出荷が始まる品種の情勢について話しました。また、昨年の岩手県産リンゴの販売経過を踏まえ、今年も高気温が予想されるためゴム症や裂果などに注意するよう伝えました。
JA職員は、資料を示しながら紅ロマンの生育状況を説明し「圃場を巡回したところ、天候や高気温の影響で例年よりも生育が前進傾向だった。こまめに食味と着色状況を確認し、収穫適期を見逃さないようにしてほしい」と呼び掛けました。
「紅ロマン」は真っ赤に色づく極早生品種。ジューシーで甘味と酸味のバランスが取れているのが特徴。JAでは本年度7800ケース(1ケース10㎏、前年度実績199%)の出荷を目指します。

目ぞろいをする参加者たち