ＪＡ花巻地域ぶどう部会花巻支部は８月６日、ＪＡ矢沢支店(花巻市高木)で令和６年度ブドウ販売会議を開きました。生産者やＪＡ職員、市場関係者など約２０人が参加。参加者たちは今年の生産、販売対策を確認し、出荷最盛期に向けて意識統一しました。

　会議では、今年度の生育状況について県中部農業改良普及センターの職員が説明。４月から５月にかけて気温が高く経過したため、発芽日、展葉日ともに平年よりも１週間ほど早いことを報告し、その後も高気温が続いたことで生育が前進傾向にあると話しました。また、今後も高気温が続く予報がでていることを伝え、昨年の反省を踏まえてカサかけや風通しを良くするなど、日焼け対策の徹底を呼び掛けました。

　本年度ＪＡは、前年実績対比７９％増の出荷数量４０ｔ、販売金額は同３８％増の４０００万円を目指します。　

　古川重勝支部長は「今年は玉伸びが良いので、着色も期待している。昨年に続き厳しい天候ではあるが、生産者には高品質出荷を目指して努力してもらいたい」と激励しました。

 

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