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食品ロスの削減 南極体験に学ぶ
2024年7月29日
JAは7月24日、JA総合営農指導拠点センター(花巻市野田)で農家組合生活部長研修会を開きました。今年は「人生を目いっぱい楽しもう!」をテーマに研修会を実施し、同JA管内から農家組合の生活部長約130人が参加しました。
研修会では、2人の講師が講演。元南極観測隊の渡貫淳子さんは「可能性を追いかける~南極シェフへの挑戦~」と題して、観測隊を目指したきっかけや南極で気付いた食の重要性などについて講演しました。
渡貫さんは、南極での持ち込みの制限により生野菜が貴重でめったに食べられなかったエピソードや毎週金曜日はその週の食材をカレーに入れて使い切っていたことを紹介しました。参加者は、渡貫さんが行っていた食品ロス削減や節電、節水などの工夫を聞き理解を深めました。

南極での体験を話す渡貫さん
渡貫さんは観測隊の参加を目指したことについて「世の中には諦める事も多くある。その中でも、自分にある可能性を少しでも見つけられたらと思っている」と話しました。
また、生活福祉活動リーダーの笹川泰利さんは、青年海外協力隊としてドミニカ共和国に滞在して活動していた経験を紹介しました。

生活福祉活動リーダーの笹川さん