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小菊出荷最盛間近 生産者が要点を確認

2024年7月10日

 

 

 北上地域小菊専門部は7月10日、北上市和賀町の和賀町・岩崎・横川目支店で、小菊の出荷打ち合わせ会を開きました。生産者や関係機関など約40人が参加し、生育状況や今後の栽培管理、出荷規格について確認しました。

 

 開会に先立ち、同専門部の菊池靖人部長は「最近の多雨によって薬をかけるタイミングの見極めに苦労されていることと思う。十分に排水対策を講じ、皆で良いものを作っていこう」と呼び掛けました。

 

 中部農業改良普及センターの職員は、7月上旬に同市内の圃場を対象に行った巡視会の結果を共有しました。花蕾の生育は例年より半週から1週間程度早いことから、盆需要期より早くピークが来ることを想定して準備することを推奨しました。

 病害虫については、オオタバコガの発生ピークが盆出荷品の花蕾が育つタイミングに重なる懸念があることから、必要に応じてスピっと散布を実施することを勧めました。

 

 

 また、JA職員が出荷規格について説明し、昨年度から大きな変更点は無いものの、採花方法や出荷時の花の切前、病害虫被害が見られるものは混入しないことなどを再確認しました。会の中では、実際に集荷場に持ち込まれた小菊を使って目ぞろえを行い、生産者が花蕾の状態や長さを確認しました。

 今年度は目標販売本数155万本、目標販売金額6773万5000円を掲げ、高温により需要期の安定出荷に苦慮した昨年度の巻き返しをはかります。

 

 北上地域営農グループ園芸課の藤原賢課長は「いよいよ出荷が本格化していく。北上産の小菊は市場からの評価が高く、その期待に応えるためにもJAが責任を持ってしっかりと販売していく」と話しました。

 

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