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遠野地域農地パトロール出発式 遊休農地解消に向け活動を宣言
2024年6月28日
遠野市農業委員会は6月25日、同市の遠野市役所本庁舎で令和6年度農地パトロール出発式を開きました。農業委員や農地利用最適化推進委員、関係機関など約60人が参加し、遊休農地の解消に向けてパトロールをスタートしました。
同委員会は、市内農地の耕作放棄や無断転用などの発生防止を目的に、利用状況の確認と適正な運用を促進させるべく活動に取り組みます。農地パトロールは平成22年度から例年この時期に実施しており、昨年度は「遠野市農地利活用推進事業」との連携により不作付地3件・2.17haの解消に貢献しました。今年度は、6月28日から7月9日までの土日を除いた8日間、農業委員や農地利用最適化推進委員、関係機関の職員らが遠野市内全域の農地を調査する予定です。
出発式で多田一彦市長は「遠野市の根幹は農業を中心とした第一次産業であり、農業の活性化が遠野を元気にすることに繋がる。農業委員会と市がより一層連携し、さらなる遊休農地の解消に尽力してほしい」と激励しました。

パトロールの出発を宣言する藤田会長
今年度より新たに同農業委員会の会長に就任した藤田優一会長は「遊休農地の発生防止と農地の有効利用を図り、明るい農村社会を後世に引き継いでいくため、全力でパトロールに取り組む」と決意を述べました。