ネギの生育を確認する参加者たち

 

 ＪＡは６月１１、１２日の２日間、花巻市と北上市の４会場でネギの栽培講習会を開きました。８月頃から始まる夏物の出荷に向けて、生育状況や適期作業について確認しました。

　１２日に上野春和さん(北上市稲瀬町)が管理する圃場で開かれた講習会には、生産者やＪＡ、関係機関など約２０人が参加しました。中部農業改良普及センターの職員は、梅雨の時期に入るため天候と生育を確認しながら土寄せや追肥などの適期作業をするように呼び掛けました。また、昨年よりも害虫の発生報告が早いことを伝え「アザミウマやハモグリバエなどの被害が散見されているため、圃場をよく確認してほしい」と病害虫防除を強調しました。

　上野さんは「今年も昨年に続き気温が高くなる予報が出ている。昨年の反省を生かし、栽培管理の徹底に努めていく」と話しました。

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