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ピーマン出発式を開催 販売額5億超へ意欲
2024年6月6日
野菜部会は6月6日、花巻市石鳥谷町の石鳥谷園芸センターで、令和6年産ピーマンの出発式を開きました。生産者や関係機関など約100人が出席し、さらなる生産販売の拡大と高値取引を祈願しました。
JA全農いわてによると、県内産ピーマンは昨年の同時期と比較すると約2.5倍の出荷量だといい、昨年に引き続き、高温による生育の前進が顕著となっています。同センターでも例年より1週間早い5月16日から共同選果を開始。管内のピーマンは全て同センターに集約され、出荷規格指導会や目ぞろえ会を通じて生産者の意識統一をはかっています。昨年はセンサーのカメラを、今年は封函機を更新。選果体制を万全に整え、7月からの出荷ピークに備えています。
あいさつする多田部長
出発式では、遠野地域野菜部会ピーマン専門部の多田貴博部長があいさつし「安全・安心で新鮮な当産地のピーマンを一人でも多くのお客様に堪能していただきたい」と力を込めました。また、JAの髙橋利光組合長も「ピーマンは当JA園芸品目販売高トップで、生産拡大の象徴的な品目。JAとして生産量と品質の向上、作業効率化に向けて支援を行っていく」と話しました。
この日は鹿踊(ししおどり)の演舞の他、関係者によるテープカットを行い、ピーマン450kgを積み込んだトラックを送り出しました。
営農部園芸販売課の佐々木隆史課長は「厳しい環境の中で懸命に生産に取り組む生産者の気持ちに応えていけるよう努めたい」と意気込みました。令和6年度は出荷数量1,575t、販売金額5億4,667万円を目標に掲げています。