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大玉トマト 収穫期に向けて栽培要点確認

2024年5月28日

 

 JAは5月28日、JA管内随一の大玉トマト産地である北上市二子町で現地講習会を開きました。JAが地域の中核農家を指導役に任命する「農の匠」を委嘱している鈴木茂さんの圃場を会場とし、二子町の生産者を中心に13人が参加。収穫に向けた栽培管理のポイントについて確認しました。

 

誘引について確認し合う参加者たち

 

 鈴木さんは、定植から現在に至るまでの圃場管理について説明し、平年と比較すると今春は気温が高く、開花が早かったと報告。参加者に対して「圃場の状態を見極めながら早めの防除を行うこと」と呼び掛けました。

 また、中部農業改良普及センターの職員が病害虫の発生状況について共有し、灰色かび病の発生やトマトキバガの食害が確認されているとして、効果的な薬剤について情報提供しました。また、ハウスの温度管理が特に重要だとして、換気のタイミングや回数について確認しました。

 参加者は鈴木さんの圃場を見学し、茎や実に触れながら生育や整枝管理について意見交換しました。加えて、鈴木さんが試験栽培に協力している「桃太郎みなみ」の特性についても確認しました。

 

 この日は講習会に続けて圃場巡回も行い、町内の生産者の圃場を見学しながら、栽培管理について情報交換を行った他、共同選果の開始時期について検討しました。

 

 今年度、二子町の生産者で組織する二子トマト組合は、出荷数量220t、販売金額6,500万円を目標に掲げています。

 

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