JAは4月18日、国内トップクラスの栽培面積と生産量を誇るカンパニュラの出荷ピークを前に目ぞろえ会を開き、意識統一をはかりました。

 

 

　この日は生産者やJA職員など約40人が参加。花巻地域花き部会の小原有幸部会長は「ベテラン生産者が多く、高品質なカンパニュラは市場からも高い評価を受けている。ぜひ高値で販売していただきたい」と期待を込めました。

　中部農業改良普及センターの職員は、病害虫防除と収穫後の管理について説明し、日中は20℃を上回る日が多くなっていることから、ハウス内の温度に十分に気を配るように注意を促しました。生育適温である15℃前後を維持することを確認した他、菌核病や灰色かび病への対策についても共有し、温度を低く保つことが重要だと強調しました。

 

 

　また、JAが地域の中核農家を指導役として任命している「農の匠」の佐藤祐一さんが、実物を用いて採花のポイントや品種ごとの特徴について説明しました。

 

　JAは今年度、出荷数量4万5,660束、販売金額3,120万円を目標に掲げています。

 

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