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摘蕾作業 早期実施心掛けて 西洋ナシ指導会
2024年4月15日
JAは4月15日、JAが地域の中核農家を指導役に任命する「農の匠」を委嘱している花巻市石鳥谷町の伊藤俊美さんの園地で、西洋ナシの栽培講習会を開きました。生産者10人が参加し、摘蕾作業を中心に、4月から5月初旬にかけての栽培管理について確認しました。
今年は積雪が少なく、4月に入ってからも依然として高温で推移しています。今後、急速に生育が進むことが予想されるとして、天候に留意し、展葉期から開花前にかけて早めの摘蕾を心掛けることを生産者同士で確認しました。
講習では、伊藤さんが実際に摘蕾作業を実演し、蕾の摘み取り方や摘み取る位置について説明しました。伊藤さんは、いかに大玉にするかを考えながら作業することが重要だとし「開花による貯蔵養分の消耗を抑えるために、早めの摘蕾を行うことが効果的」と呼び掛けました。また、台風対策として、なるべく下の位置の花を残すよう推奨しました。
JA管内ではラ・フランスやゼネラル・レクラーク、シルバーベルが栽培されており、今年度は出荷数量2万2,000箱(1箱5㎏)、販売金額3,000万円を目標に掲げています。