ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 高品質生産注力を 果樹部会通常総会
お知らせ・あぐり情報 News
高品質生産注力を 果樹部会通常総会
2024年4月8日
果樹部会は4月8日、花巻市内で第15回通常総会を開きました。生産者や関係機関など約100人が参加し、賦課金の徴収方法や事業計画など3議案を決議しました。
あいさつする伊藤部会長
伊藤淳部会長は「天候被害への対策は全国的な課題となっている。部会として生産者を一層支え、県内ナンバーワンの産地を目指していく」と意気込み、JAの髙橋利光組合長も「安定生産を目指し、関係機関との協議を進めていきたい」と話しました。
凍霜害や高温障害が発生した令和5年度について、収量は令和4年度から約4割減となる17万8,000ケース(1ケースあたり10㎏)、販売金額は5億8,966万3,000円、販売単価は過去最高となる3,301円となったことを報告しました。厳しい栽培環境の中にありながらも、各地域での現地指導会や目ぞろえ会の他、地産地消を目的とした食育事業にも積極的に取り組んだと振り返りました。
令和6年度、リンゴは出荷数量27万ケース、販売金額8億1,000万円、西洋ナシは出荷数量2万2,000ケース、販売金額3,000万円を目標に掲げます。高品質生産を目的として引き続き勉強会を開催し、販売強化のためのトップセールスをはじめとするPR活動にも積極的に取り組みます。その他、後継者の育成対策として、若手生産者や女性生産者の支援にも力を注ぐ考えです。