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小菊生産者集い総会 目標確認し意識統一
2024年3月13日
北上地域花卉生産部会小菊専門部は3月13日、北上市和賀町の和賀町・岩崎・横川目支店で通常総会を開きました。生産者や関係機関、JA職員など約30人が参加し、生産販売経過の確認、部会活動、物流問題への対応を確認しました。
菊池靖人専門部長は「2024年問題」に触れた上で「運送面を中心に、JAや全農と一体となって生産者に変更点をお伝えしながら、丁寧に対応していく」とあいさつしました。
総会では、令和5年度の実績や事業経過、収支を報告。猛暑の影響を受け、出荷本数、販売金額ともに前年度比約80%にとどまりました。令和6年度は、栽培面積13ha、販売本数155万本、販売金額6773万5000円を目標に掲げます。
昨年度に引き続き、管内全域での現地指導会や全圃場を対象とした巡視会、親株交換会、新規生産者向けの見学会などを開き、引き続き良質な小菊の生産に力を注いでいきます。
北上地域営農グループ園芸課の藤原賢課長は「令和5年産の実績を挽回できるように、部会員のチームワークを発揮していただきたい」と呼び掛けました。また、JAの独自事業である「花巻農業園芸産地確立事業」が最終年度を迎えることから、積極的な活用を呼び掛けました。
管内で栽培されている小菊のうち9割を北上産が占め、同専門部としてさらなる品質向上による「きたかみブランド」の確立を目指します。