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野菜販売額104%に 天候不順でも高単価

2024年4月5日

 

 花巻地域野菜部会は4月4日、JA総合営農指導拠点センター(花巻市野田)で通常総会を開きました。令和5年は春の低温や遅霜、梅雨明け後の記録的な猛暑など厳しい生産環境が続き、出荷量は例年よりも減少傾向にありましたが、販売金額は全国的な品薄による高単価で推移し、7億303万円(前年度対比104%)と令和4年度並みの販売実績となりました。

 

 部会員やJA職員、関係機関など約50人が出席。佐藤英樹部会長は「今年も天候不順が予想されるため、臨機応変な対応が求められる。情報を集め品質の良い農産物を安定出荷し、消費者から信頼される野菜を届けよう」とあいさつしました。JAの千葉秀彦営農部長は「現状の難しい農業情勢を皆さまと力を合わせ、一つ一つ乗り越えていきたい」と話しました。

 

 

 

 

 令和5年度は、全域でのピーマン出発式やアスパラガス販売促進活動、部会員による市場訪問などのPR活動を実施。県内外での先進地研修や女性研修会、若手生産者の集いなども開催し、栽培技術の共有と向上に向けた活動を展開しました。

 令和6年度は、情勢に左右されない出荷を行い、新規生産者と生産組織が安定した野菜生産をできる環境作りや産地の維持拡大、所得向上の活動に取り組みます。

 総会終了後は、JA職員から今年度導入したLINEによる情報発信システムについての説明がありました。専用アカウントをお友だち登録することで、販売市況や防除情報などのお知らせが届くようになり、参加者からは「出荷施設の予定や注意速報などがすぐ分かるようになれば助かる。データならば紙とは違い紛失の心配もないので安心できる」と期待が寄せられました。JAでは同システムを活用して、生産者への情報発信と情報共有を進めていきます。

 

 

 

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