ＪＡは３月８日、北上市内の２会場でアスパラガスの栽培講習会を開きました。萌芽開始前の栽培管理や令和６年度の病害虫防除暦を確認し、春の農作業に向けて意識統一しました。

　和賀町・岩崎・横川目支店(北上市和賀町)で行った講習会には、生産者やＪＡ職員、関係機関など約２０人が参加。中部農業改良普及センターの職員は春期の圃場管理について話し「前年の残茎には病原菌が越冬しやすい。バーナーでの地表部分焼却や抜き取りなど、出来る限り処理して発生を予防してほしい」と呼び掛けました。

　ＪＡ職員は令和６年度防除暦の要点を説明。昨年の気象状況を振り返り、８月下旬以降のアザミウマやヨトウムシの発生などに対応できるよう防除暦の見直ししたことを伝え、定期散布や変更となった薬剤の確認を徹底するように伝えました。

 

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