ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 越年販売可能なリンゴは サンプル品種の試食検討
お知らせ・あぐり情報 News
越年販売可能なリンゴは サンプル品種の試食検討
2024年3月7日
サンプルを試食する参加者たち
ＪＡは３月６日、岩手県農業研究センター(北上市成田)で開かれた令和５年度越年リンゴ試食会に参加しました。県内の生産者やＪＡ、関係機関など約３０人が出席し、サンプルとして提供された注目品種の栽培特性や貯蔵性などを確認しながら意見交換しました。
同試食会は岩手県園芸育種研究会が主催。前年に収穫したリンゴ晩生種の中から、越年販売が可能な品種を検討する目的で令和４年度より開催しています。
同日は、同センターや参加者の圃場で収穫し、冷蔵保存やスマートフレッシュ処理により鮮度が保たれた９種類のリンゴを参加者が試食。糖度・硬度などの調査結果とあわせて、実物の外観や食味などを項目ごとに評価しました。
果樹部会北上支局の参加者は「試食してみたが、検討候補はどれもおいしかった。保存技術の進歩とあわせて、今後の品種研究にも期待している」と話しました。