ＪＡや花巻市、岩手県などで組織する花巻市農業振興対策本部は２月３日、ＪＡ総合営農指導拠点センター(同市野田)で令和５年度花巻市農業振興大会を開きました。第１７回花巻市農業賞を受賞した９人と１団体、夫妻６組を表彰しました。

　市内の農業者やＪＡ職員など約４００人が参加。同本部長の上田東一市長は「今回受賞したみなさまには、他の模範となって活動していただいていることに改めて御礼申し上げる。農業を巡る環境は厳しいが、市として引き続き支援を続けていく」とあいさつしました。

　今回の賞は営農、生活・文化、功労、青年農業奨励の４部門。農業経営や農業振興で顕著な業績を挙げた個人や団体に授与しました。

　営農部門で受賞した川源ぶどう園の川村優代表は「市民の豊かな食生活を支える農業を次世代に引き継ぐため、生産基盤を強化し担い手を育成していくことが何よりも重要だ」と話しました。

　授賞式終了後は、サージミヤワキ株式会社札幌営業所盛岡事務所の菊池恭則さんが「電気柵の基本と防除効果 基本から始める獣害対策」と題して講演しました。

菅原　裕也さん 

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