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サトイモ単価１１６％ かん水、防除強調
2024年1月25日
北上地域野菜部会さといも専門部は１月２３日、北上市で令和５年度実績検討会を開きました。生産者やＪＡ職員、関係機関など約３０人が参加し、令和５年度の生育や販売状況を振り返りました。５年度の実績は出荷量１０万７５４７kg(前年比８５％)、販売金額５７４８万３７２９円(同９８％)、販売単価４８９円(同１１６％)となりました。
ＪＡ職員は生産販売状況について、例年にない天候により出荷に影響が出たことを説明しました。病害虫の発生や高温乾燥による、ひび割れや芽つぶれ症、水晶症の発生が散見されたことを話し、かん水の徹底や適期の病害虫防除など次年度の栽培に向けた対策を呼び掛けました。
昨年の状況を確認し対策を検討する参加者たち
同専門部の鈴木賢二部長は「今年度の反省を生かし、同じような状況になった際に迅速に対応できるよう更なる意識統一を図っていく」と話した。