JAや花巻市、県などで組織する市農業振興対策本部米穀振興部会は12月22日、同市のいわて花巻空港で利用者に県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」を配布し、地元産米をPRしました。

 

　同空港での配布は「銀河のしずく」の知名度向上と需要拡大が目的。同空港を利用する帰省客や旅行客などに配布することで、その食味や特徴を知る機会を作ろうと今回で3回目となります。

　「銀河のしずく」新米３合とリーフレット、缶バッチのセット計４００セットを用意。同部会に所属するJAや市、県職員をはじめ、銀河のしずくPRキャラクター「ぎんがっち」、市公認の地域キャラクター「フラワーロールちゃん」が国内定期便の到着口に立ち、札幌や名古屋、大阪、福岡からの到着した利用者に配布しました。

　受け取った利用者は「出張で大阪から岩手に来ていたが、良い土産ができた。家に帰って食べるのが楽しみ」と笑顔を見せました。

　同部会の伊藤真人部会長は「PR活動の継続により県内外へのアピールを行い、さらなる知名度の向上とリピーターが増えることを期待している」と話しました。

 

　『銀河のしずく』は、２０１６年に市内で作付けが始まりました。日本穀物検定協会の２２年産米食味ランキングで、県中地区の銀河のしずくは５年連続で最高評価の「特A」を獲得するなど評価は高まっています！白くつややかでしっかりとした粒とほのかな甘味、冷めても変わらない美味しさが特徴となっています。

 

 

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