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アスパラガス実績検討会 新型作型の実証を報告

2023年12月28日

 

 JA北上地域野菜部会アスパラガス専門部は12月21日、JA和賀町・岩崎・横川目支店で実績検討会を開きました。

説明をする関係機関の職員

 部員やJA職員、関係機関など23人が参加し、2023年度の栽培管理や販売経過を振り返りました。

 JA職員は今年度の栽培状況について説明。4月下旬と5月の低温、強風や梅雨明け後の高温乾燥などにより萌芽が進まず、出荷数量は28㌧(前年対比80%)、販売額3,171万円(同85%)にとどまったことを報告しました。

 県中部農業改良普及センターの職員は、23年5月より管内の圃場(ほじょう)で実証を始めた短期収穫作型栽培の経過について「春に収穫量を調査し、管内地域における品種や作型の適応性、収支分析をおこない採算が合うか検討する。結果は指導会などで情報提供していく」と話しました。

 短期収穫作型は1年目に定植・株養成し、2年目の春に全て収穫する栽培方法。この作型を導入することで、①通常作型の株養成期間中の限定栽培や②水田利用年数が限られる圃場での栽培が可能となり、収穫量の増大による収益性向上が期待されています。

 参加者から質問や意見が出され

実りある実績検討会となりました。

 

 

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