JA共済連岩手とJAいわて花巻は１２月２０日、県立遠野緑峰高校にミニショベルと農業用運搬車を寄贈しました。

 

農機具を贈呈したJAの髙橋組合長（右）と学校関係者たち

　JA共済が地域活動の一環として行い、若い担い手の育成や確保、農業生産技術に関する実習環境の充実を目的としています。県内の農業専攻科のある高校と農業大学校を対象に、各校が希望する農業機械を寄贈するもので、同校には２０１９年以来２回目。今年は、圃（ほ）場整備や生産物の運搬に活用したいとの要望を受け、ミニショベルと農業用運搬車を贈りました。

　同校（遠野市松崎町）で行われた贈呈式には生産技術課の１年生や教職員などが出席。JAいわて花巻の髙橋利光組合長が「充実した勉強をしていただきたい。地域が一体となって農業を発展させてほしい」と生徒たちを激励し、パネルを手渡しました。

　代表で受け取った１年生の鈴木伊織さんは「有意義に使わせていただく。今後ともご指導、ご支援をお願いしたい」と話し、高橋堅校長も「実習を行う上での環境整備や効率向上を目指し、大切に活用する」と謝意を示しました。

 

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